知る日々の日記

日記の再録です

挨拶

書き溜めている日記を、出来るだけ読みやすく直しながら再録したいと思った。

その時々の気づきを中心にした部分には、それなりにどなたかが興味を持ってくださるのではないかと期待している。せっかく書くので読んでもらいたいし、読まれるための文章上の努力を怠らず書いていきたい。

タイトルは深沢七郎の「書かなければよかったのに日記」から拝借した。その前の「言わなければよかったのに日記」も好きだが、正宗白鳥の亡くなった日の事を書いた短編が彼の文章で一番好きなので、それが収録されているこちらをもじることにした。読んでもらいたいと思っていながら、自ら読み直すと書かなくてもよかったことばかり書いてあり、なぜ読ませたいのかわからない。無駄なことばかりやっている気がする。私はこのまま、中途半端なまま、それなりに生きていくしかないような気分でいる。