2024-01-01から1年間の記事一覧

2024.5.1

6時起床。 日課の読書は安定感を持って継続できているが、ストレッチの方はいまひとつ形になっていない。おそらく、サッカーを全力でやっていた頃と同じ体の柔らかさを前提にしてメニューを組んでしまっているので、想定と現実に乖離がある。「何年も体を動…

2024.4.30

6時起床。 日課の読書。いま読んでいる中では井上靖の「本覚坊遺文」がしっくり来る。千利休と行動を共にしていた三井寺の本覚坊と呼ばれる人物がいた。証拠はないけれど、彼の書いたものと思われる手記があり、それに井上が読みやすくなるよう手を入れた一…

2024.4.29

6時30分起床。また今朝も違う朝食を摂り、車からスタッドレスタイヤを降ろすところから一日が始まる。 いつもの本を読む。朝に読む本は全て音読なので、中身を知ることもそうだけれど、朝の発声練習みたいな感じもある。今朝はわりと声が出る。理由は不明。 …

2024.4.28

8時起床。きのう卵を買い忘れたせいで普段と違う朝食になり、なんとなく気分が落ち着かない。 歩いて最寄りの大原駅に向かい、いすみ鉄道で大多喜駅へ。GWということもあって賑やかな車内。いつも通り俳句やらを作りながら移動しようとするけれど、同じテ…

2024.4.27

友人宅で起床。昨日遅くまで飲んでまだまだ眠いのに生活リズムが朝方なのでどうしても起きてしまう。日課のことば遊びをしないのも気持ち悪いし、ぼんやりした頭を振りながら、小雨の中、徒歩5分のセガフレードへ。エスプレッソが美味しく、かつ東京でもリッ…

2024.4.26

24時すぎ就寝。6時半起床。眠いけれど、朝のリズムのほうが大事。 お茶を飲みつつ昨日の続きを読む。正宗白鳥の随筆、少しずつ慣れて読みやすくなり、若い人々の一般的な姿の描写から、ある個人の話に切り替わり、そこから話に入っていけるようになる。一般…

2024.4.25

21時半就寝、6時起床。今日はイレギュラーな予定があって遅寝が確定しているので、しっかり寝られて嬉しい。 朝の日課たち。 白鳥の随筆はわざと古めかしく書いているところがうまく入ってこない。 井上靖の本覚坊遺文は独白形式なのが読みやすさにつながっ…

2024.4.24

昨晩、20時半ごろ就寝。6時起床。約9時間の睡眠、寝起きがいい。 正宗白鳥の随筆がちょっとつまらないところに差し掛かっているので、気分を上げるために井上靖の「本覚坊遺文」を追加で読む。昔読んでいたく感動したことがあって、もう一度読みたいと思って…

2024.4.23

6時起床。30分弱で食事、着替え、弁当の準備などを済ませ、7時10分ごろまでに随筆・俳句・短歌を2ページずつ読み、20分くらいストレッチ。ゴミ出しなどして7時45分出発。このルーティンになってまだ日が浅いので、眠い。夜の時間の過ごし方がもう少し工夫で…

2024.4.22

朝の日課に、サッカーをやっていた頃と同じストレッチを追加した。体質のせいか、どんなに食べても私の体は大きくならなかったので、アスリートとしてやっていくためには無駄のなさが必要だった。それを可能にしてくれた、思い入れ深いトレーニング。アスリ…

2024.4.21

実家で起床。昨日買った本と、いつもの本を持って珈琲綴さんへ。併せて6冊。持ちすぎ。 いつ行っても、間違いなく、存分に本を読ませてもらえる空間はとても得難いもので、身近にそういう場所があることはふつうじゃないと思う。とてもありがたい。 着席して…

2024.4.20

都内の友人宅で起床。昨晩は三人で一時頃までシーシャバーで飲み、友人宅になだれ込んで私は就寝。他の二人は五時頃まで話し込んでいたと後から聞く。 起きる気配のない二人を残し、近くのセガフレードに入る。エスプレッソとベーコンチーズサンドで朝食。荒…

2024.4.19

庭仕事の一日。 ここのところ外仕事のできる日に限って雨が降り、柑橘の剪定で出た枝を燃やすタイミングがなくって困っていたけれど、今日はよく晴れて絶好の燃し日和。昨日の雨で濡れているので土に広げて乾かす。積み上がった枝を持ち上げると、かわいい目…

2024.4.18

13日(土) 少し前に中華街のポスターで見つけた「再会長江」というドキュメンタリー映画を見に行く日。 と、その前に友人と待ち合わせをして葛飾柴又。 とらやで団子を買おう!という気持ちだけで乗り込むと、そこには小さく遺された小江戸の風景が。ついつい…

2024.4.12

大原での一人暮らし、一週目の仕事が終わる。お疲れさん、わたし。 初日から、もろみ管理、落ち葉堆肥場の穴掘り、コンポスト中身の移動。二日目は翌日のケータリング準備でドリンクなどの試作手伝い、荷物整理。三日目は赤坂にてケータリング。四日目は蒸留…

2024.4.11

毎日書こうと思って始めた日記だけど、昨日は帰宅時間が0時近くて、どうにもならなかった。残念。でも今日は書いているのでよしとしよう。 昨日はある家具メーカーの新しいオフィスのオープンを記念して、ウェルカムドリンクを振る舞うという仕事があった。…

2024.4.9

昨晩は強い風と雨で家が揺れていた。うちは壁の薄い平屋なので、雨が屋根に打ち付ける音の激しさが直接身体に響いてくる。夜中に何度も目覚めて、スマホでラジオをかけ直して眠りにつく。 子どもの頃、落語を聴きながら寝ていた。父親の持っていたCDを借りて…

2024.4.8

千葉勤務になり、鎌倉から東京でdoor to door片道2時間かかっていた通勤が片道35分になった。手段も電車から自家用車に。北海道では職場の二軒隣に住んでいたから、ひさびさの電車通勤はかなり応えた。職場のみなさんのご厚意で、世間のピーク時間から少しず…

2024.4.7

実家に置いていた荷物を千葉へ運ぶ。ダンボール6箱分の本と、衣類を詰めた大袋が2つ。半年前からせっせと本棚の写真を集めてはイメージを膨らませ、どのサイズでどんな色味で、と空想だけは進んでいたが、木材を揃えるより先に本が来てしまった。 私の家に…

2024.4.6

一昨日、鎌倉と東京を電車で往復する生活に一区切りが付いた。これからしばらくは千葉の大原という土地で暮らすことになる。 三年前、鎌倉から美深に引っ越した時も不安はあった。しかし、それを上回る期待があった。これから住む場所にはどんな人がいるのか…

2024.3.30 Victor Erice 二作品

勧めてもらったVictor Ericeの過去作を観るため、大原から鎌倉へ帰る途中、少し足を伸ばして新宿へ。光り輝くルイヴィトンの大きな店と同じ通りの、細長いビルの4.5階の小さな映画館へ入り込む。 「ミツバチのささやき」 アメリカの軍用車のような大きくて不…

居場所をくれたひとたち

好きなケーキ屋さんのインスタを眺めていて、頻繁に通っていた頃によく食べたレモンチーズパイやらサヴァランやら、その時に素敵な時間をくれた、今はもう別の場所で生きている店員さんの顔、そういったものを眺めるうちに、自分に居場所をくれたひとたちの…

2024.2.12 「哀れなるものたち」

(本編の内容を含みます) 「哀れなるものたち」の鑑賞後にネットの評価を眺めていると「どこにも共感できるところがなかった」と書いているものがあって、その人にとっては残念な体験だったのかもしれないけれど、ランティモスの描く映画世界の非現実的で非倫…

2024.2.11 Bas Devosの二作品鑑賞など

ポケットのスマホが揺れて、「結婚式で酒飲みすぎてそっち遊び行けなさそう、ごめん」と友人から連絡が入った。蔦屋書店の小さな椅子に座り、「結婚式、そういうものすぎる」「また気が向いたら遊び来て!」と返信を打って、明日の予定が空いたな、と蔦屋の…

2024.1.28 仕事と生活

2024.1.28 私が(仕事と生活が一体になった生き方)という言葉を使う時に浮かぶイメージは、自分の心の赴くまま、強いられることなく"ついつい"やってしまうことが、他者から見ると仕事のレベルになっている、という幸福な姿として描かれるのだけど、それって…

2024.1.14キュビズム展

国立西洋美術館で開催中のキュビズム展を覗いてみる。キュビズムという言葉と、割れた鏡に映る何者かを模写したようなイメージだけが手掛かりという、なんとも心許ない状況だったけれど、運動の出発点としてセザンヌも展示されていることを知って足を運ぶ。…