2022-04-24から1日間の記事一覧

「虚子に対する雑記録」 序・①

私が初めて高浜虚子の言葉に触れたのは、俳句ではなく俳談でした。鎌倉・佐助の古本屋で岩波文庫の「俳談」を見つけ、何気なくパラパラと捲ってみると、「本ものの虚子で推し通す」とか、「自分の主観を働かせすぎる」とか、「どの時代も貴い」「流行」「弟…