2024.4.20

都内の友人宅で起床。昨晩は三人で一時頃までシーシャバーで飲み、友人宅になだれ込んで私は就寝。他の二人は五時頃まで話し込んでいたと後から聞く。

起きる気配のない二人を残し、近くのセガフレードに入る。エスプレッソとベーコンチーズサンドで朝食。荒川洋治の「真珠」を開く。何度も通して読んできたけれど、音と空気を眺めているばかりだった。今回は気が向いたので知らない言葉を調べながら読むことにする。アントンはチェーホフのこと。知らない地名にはチェーホフの生家があるとのこと。連想が鮮やかになり、詩想と呼びたくなる何かが広がる。

 

数編を読んで置き、神谷美恵子「存在の重み」を開く。なぐさめるということについて、「気持ちがぎっしり詰まった沈黙」ということばが使われる。

 

友人宅へ戻り、共に北鎌倉へ。

実家に戻ってコーヒー、お菓子。歯医者で虫歯を削る。麻酔なしで削ってもらうと、痛みの少し手前のヒヤッとする感じがして面白い。

 

鎌倉駅前、たらば書房へ。短歌研究、短編特集の群像、大崎清夏詩集を購入。

二十歳の頃から通っている現代陶芸作家のうつわを集めたお店へ向かう。その頃から仲良くしてくれている方とおしゃべり。互いの旅行予定を聞いてワクワク。話を聞くだけで自分のことのように嬉しい。